ceroの橋本さんのソロ新作。
5曲はいずれも詩人中里一日の詩に曲をつけたもので、資本主義やグローバリズムに侵食されるタイ各地の訪問記となっています。
楽曲は、心地良いインディソウルとサンバ、ボサノヴァ調で、彼らしいポップなメロディが光ります。
歌われることの想定していなかった詩なので、かなり言葉を詰め込んでいる印象ですが、カジュアルで聴きやすいですし、冷静な観察眼をすり抜けて心を射抜く風景の美しさを、見逃すことなく歌い上げているところが素晴らしいです。
無理にエキゾな音にしないところも、詩の現代性とマッチしています。