イタリア人SSWであるFranco Battiatoの80年作。
大ヒットした次作の前哨戦的な作品で、ルーツである電子音楽由来のアレンジセンスとポップソングが完璧に昇華される一歩手前というところ。
実質表題曲であるこの曲が白眉で、フワフワと浮ついたメロディと単調なリズムに反復するシンセのフレーズが複数重なっていくことで不思議な高揚感が生まれていて、かなり独特です。ベースラインがイカします。
歌詞は権威や政治や芸術といった正しさを主張するような代物を全て批判の俎上に載せ、茶化すことで、既存の価値観の解体を試みる内容のようです。「バリゲードはブルジョワのため」とかなり鋭い言葉も飛び出します。