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なぜかノスタルジーを感じる。韓国語で唄われるメロディーのせいか。
ギターをはじめ、ゆるめで隙間のある演奏が心地よい。アウトロのシンセサイザーも美しい。ちょっと音がゆがんでいるのが不安定感を出していて、より美しい。アジアの国々の情景が頭に浮かんでくる。
最近の楽曲からの変化が大きくて最初はしっくりこなかったけど、何度も聴いているうちに良さがわかってきた一曲。
トランペットのリードがあることで、上原ひろみは自由にプレイ。さまざまに変わるピアノの音色が、それぞれのパートに良く合っている。トランペットは深みと落ち着きのある良い音。ベースとドラムはタイトでかっこいい。ライブで観てみたい。
上原ひろみは、長年活動を続けていて、その中で、自身の核となるスタイルが磨かれていくだけでなく、アルバムごとに新しいメンバーや楽器を取り入れてチャレンジし続けているのが素敵です。