NagihoTakasaka
高坂凪穂(たかさか・なぎほ)
「インスピレーションを与えてくれる作品紹介ブログ/音楽編」というブログをやってますので宜しくお願いします。
https://nagihomusic.hatenablog.com/
吉田兄弟様の原曲も正に「百花繚乱」でしたが、DAISHI DANCE様によってトランスにリミックスされる事でショーで見映えする華やかな現代風の曲になりました。
吉田兄弟様の原曲
https://open.spotify.com/track/1Cky95uxZHHyhrpncCwAOf?si=_gppF0x3RS22xboMtsmc2g&context=spotify%3Aalbum%3A4xJ709LmG2yOTLyJPMvWON
「満開の桜が強風に煽られて舞い落ちる」という情景が目に浮かぶ様な、華やかなのに激しさを感じる曲です。
女性ボーカルによるロックなのですが、始めから気怠げでダークなこの曲に中毒になりました。
暗いのに何処となく哀愁漂っていて、昭和レトロを感じさせる一方で、近未来的でもある不思議な曲です。
壮大なオーケストラによるこの曲は、まるで竜が天にまで上り詰めるのを見ているかのようです。
『月茶会』は、原曲?の『星茶会』がピアノとシンセと鉄琴のシンプルな構成でしたが、こちらでは複雑なリズムと多種多様な趣向で楽しませてくれます。
アンニュイ感じのシンセから始まるこの曲は、夜10時〜深夜に放送されている不倫ドラマの主題歌みたいな歌詞のR&Bを女性ボーカルがクールに歌い上げています。
私は夜の匂いが漂うこの曲がお気に入りになりました。
重低音の波が押し寄せて来るようなのに、浮遊感が有る不思議な曲です。シンセがキラキラしています。
不思議なHIP HOPみたいなリズムのこの曲は、未来感が溢れていてSF物の劇伴にピッタリ!
広島出身・在住の冥丁様によるこの『平和』は、まるで広島に投下された原爆で亡くなられた方々が心安らかに眠られる事を祈っているかの様に静寂で、悲しく儚く、そして美しい曲です。
宇宙とも深海とも覚束無い空間の中で、定期的に何度も繰り返す光が瞬いている様な曲です。
規則的なリズムなのに、アンバランスな感じを齎すピアノのメロディはどこか悲しげで、降り止まない雨を思わせる物憂げな雰囲気の曲です。
「自分以外は他に誰もいない場所で星空を見上げる。宇宙の壮大さと自分という存在の小ささを感じる」というイメージが浮かんできました。
和風とも中華風とも何とも言えない摩訶不思議な、琴や尺八によるこの曲は、暖かい日の和やかなお花見を連想させます。
前半はかすかに輝く線香花火と静かに儚く散ってゆく桜、後半は夜空に大輪の花を咲かせる打ち上げ花火と満開の桜を連想させる曲で、対比が面白いです。
不気味なダンジョンか、『女神転生』シリーズに出て来そうなハードコアで無機質なEDMです。
「迷路の様な正方形より」とは無限回廊なのかな?
神代からの崇高なる神がおられる聖地か、はたまた最新鋭の宇宙船か。どちらにせよ非日常的な感覚が齎される曲です。
色気や妖艶さより、清潔感と無機質さが感じられた『エロい雰囲気』は、「エロい雰囲気」というより、よくSFに出て来る宇宙船みたいな感覚の曲です。
タイトルの「PEDESTRIAN」を調べると「通行人 歩行者」と出ましたが、それが信じられない位、不気味なダンジョンを思わせるホラーな曲です。脱出ゲームのBGMに似合いそうです。
「聖地に一人置いてけぼりにされた」様な、神秘性と同時に寂しさを感じました。
海の音から始まる『Intro 海から総ては、別けてくれる』は、世界が始まりそうな、明るい希望が見えてきそうな曲です。
寂しげに鳴る打ち込みと音が放射状に広がっていってそうなシンセから始まる『官能的セクシーBGM』は、アフリカンなリズムも加わって、神秘的なのに途轍もなく妖しい世界が広がっていきます。謎めいたラストで終わります。
タイトルはイケイケですが、しっとりと奏でられたピアノ曲です。
桜や紅葉が儚く静かに散ってゆく、そんな寂しげな情景が目に浮かびました。
ピアノが落ち着きを、シンセが浮遊感を醸し出している不思議な感覚の曲です。
「静かな水族館をゆっくり観ながら歩いて行く」、そんなシーンが思い浮かびました。
琴と尺八が長閑に奏でられるこの曲は、「悠々自適」という言葉が相応しいです。
「仙人が棲まう幽玄な深山幽谷」を思い描きました。
侘び寂びな琴や尺八によるこの曲は、幽玄な深山幽谷でひっそり咲く満開の桜を観ているかのようです。日本庭園も似合いそう。
アナログな音質でレトロな聴感を演出しているピアノと、現代的な打ち込みの組み合わせで、スノードームに光が揺らめいて煌めいているような幻想的な雰囲気を醸し出しています。
ピアノとヴァイオリンが、胸を締め付けられるような切ないメロディを奏でています。
卒業式のような別れの場面によく似合う曲です。
HIP HOPのリズム、シンセのクールさ、泣けるストリングスによる非常に美しい曲。
SFの導入部に相応しい、何かが始まりそうな予感がする、vaporwaveの曲です。
ピアノ・ストリングス・琴で奏でられるこの曲は、どこか寂しげで悲しげ。
「散り際の桜が静かに散ってゆく」、そんな情景が思い浮かびました。
侍や虚無僧を思わせる、厳粛で重厚な雰囲気の曲です。
この曲を聴いていると、「孤高」や「無常」というイメージが湧いてきました。