um-hum for bear_0802

関西を拠点に活動する平均年齢21歳の4人組バンド、um-hum。まだ一度しかライブを観たことはないが、それがあまりにも衝撃だった。とにかく楽器が上手いし、自分たちの魅せ方を知っている、といったような具合であった。um-humが生み出す空気に観客が呑まれていったのを肌で感じた。
ボーカルの小田乃愛の歌声は時に声変わりを迎える前の少年のようでもあり、時にファムファタールのような妖しい魅力も感じさせるような不思議な魅力を持っている。この曲では特にそれが如実に表れている、気がする。
私がもっと幼かったら、きっとあの日の下北沢SHELTERがライブの原体験になっていたかもしれない。