数年ぶりに開催中の札幌まつり。露店が並ぶ中島公園には市民が予想以上に殺到し大混雑してるとか。みなさんイベントに飢えてるんでしょうね。ホントは北海道神宮のお祭りなのに、多くの市民が出向くのは遠く離れた別の会場。ただ露店が並んでるだけであまり好きではありません。
私がお祭りに求めるのは、古びた神社のお祭り特有の、雑踏から少し離れて境内のひっそりとしたあたりに踏み込んだ瞬間にふと感じる、異界へ迷い込んだような不思議な感覚。光と闇、喧騒と静寂が紙一重で隣り合うようなその雰囲気が好き。
新居昭乃さんのこの歌を聴くと、まだ近畿にいた子供の頃の、楽しいけれどもどこか怖いお祭りの夜の記憶が。