フィオナアップルをデビュー当時から知ってる人は、この力強く歌う彼女を想像できたろうか。
正直、2nd以降のアルバムは聴くのが辛くて、あまり聴いていない。闇を恐れず、イバラの道を突き進むかのようなフィオナの痛々しさに、ついてはいけなかった。どの曲からも死の匂いがして、カートコバーンの二の舞になるような気がして彼女を恐れていた自分がいる。
けど去年のアルバムは傑作だったし、振り切ったかのようなフィオナの歌声がとても嬉しかった。
この曲は本当に素晴らしい。カバーとはいえ、フィオナのベストソングにあげたくなるくらい好きだ。
この曲を聞くと、自分の人生が再びスピンし始めるような気分になる。