父親の車に乗るといつも流れてたチューリップ。
その中でもひいおばあちゃんのお葬式の帰り道に流れてたこの曲が忘れられない。心落ち着くメロディーと心の底から嘆くような、でも優しい声。
明日の今頃は僕は汽車の中。旅立ちの別れなのかな。
今夜だけは君を抱いていたい。抱きながら歌っているのか。
歌詞の捉え方によって異なる情景が浮かぶが、今の愛が終わってこれから心の旅がはじまるらしい。形のない自分の心の位置にフォーカスしているのが、抱きたい人に想いを伝える努力に見えて面白い。
心の旅がはじまる。別れをネガティブなこととしては捉えてないような表現がすき。あーだから、に感じる男の熱くてわがままな想いも良い。