世界の果てに住みたいって理由だけでアイルランドのリムリックに留学をしていた。首都からバスで約3時間。小さな町で15分も歩けば、あらかた端から端まで歩ける町だ。
東京生まれ東京育ちの自分には田舎の故郷って概念がないからこそ、この曲を聴くたびに思い出すのはいつもリムリックの町並みだった。毎日することもなくて早く日本に帰りたいなんて思っていたけども、今ではふとあの何もない町が凄く恋しくなる。雨の後には燃えているような夕焼けが見える町だった。
Ray Charlesのカバーが1番有名だけど個人的には和田アキ子のカバーが本当にオススメ。「歌声が染み入る」ってのはこういうことだよなってしみじみと思う。