「私は60歳で死にたい。」
そう話したら
目の前にいたおじさんの地雷を踏んでしまった。
「両親に産んでもらって生かされている君が
軽々しく死にたいなんて言うな」と怒っていた。
23歳にもなって「そんなこと言うなら保険金かけて今すぐ死ねよ」と言われるとは思わなかった。
共感性の低いおじさんに
貴重な平日の夜を捧げてしまって悔しい。
極め付けに人助けしたぜというノリで
「君が死んだら悲しむ人がいるよ。
これで死にたいと思わなくなったかな?」
と聞いてきたので特大の鬱だった。
Nakamura Emiでこの鬱を乗り越える。