奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 SWEET MEMORIES for Kyomokanidesu

声が好きなんです

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 SWEET MEMORIES for rinika


映画のエンドロールのよう
沁みる

奇妙礼太郎トラベルスイング楽団 SWEET MEMORIES for tomoko

カバーが元曲より良いことは少ないのだけれど、これは軽々と超えてきていると思う。
奇妙礼太郎が歌う方が胸に迫るのは何故だろう。
彼には忘れられない恋愛の経験があるのかもしれない。
その、もうどこへもいけない、どこにもいかない思いがこの曲を媒介にして出てくるのかもしれない。
或いは、そう、彼はいわゆる憑依系の俳優のように歌詞で化けるボーカリストなのかもしれない。
両方なのかもしれない。
いろんな「かもしれない」が恋のように音になり、最後には空気に溶けていく。
その余韻まで美しい。