心(耳)が奪われてしまった。アメリカのインディーズで活躍してるWednesdayというバンドの新作「Rat Saw God」。
調べてみたところ、アメリカ本土ではたいへん高評価を受けている作品らしい。どの曲も素晴らしく、アルバム全体で37分しかないのも好印象をもっている。R・E・Mに代表されるUSインディーズの魂を引きつでいると感じる。とてもポップで、そして陰鬱だ。もちろん、それが最高だ。90年代のオルタナロックを彷彿させる。もしかしなくても、この作品は「名盤」かもしれない。2023年を代表する一作。「これがロックだ!」と思わずにはいられない。