単に「ワイオミングは地獄だ」と言われたとしても相当気になっていたと思うのだが、ましてや「個人的な地獄、ワイオミング」と歌われてしまったのだから気になって仕方ない。
海外のサイトを当たって、本人のコメントを見つけた。曰く、“ワイオミング、アイオワ、パリ、ニュージャージーの間を行き来しているうちに、どこが家なのか(そして何が家なのか)分からなくなってしまった”らしい。
ワイオミング州という、自分には到底イメージのつかない土地に対する、複雑な郷愁。
初めて聴いたときから、イントロのもの悲しさも、渦巻くギターのダイナミックさも、ワイオミングへの賛歌のように聴こえたのはあながち間違いではなかったようだ。