憂鬱な時こそリズミカルで気が浮き立つようなものを聴ければ何かに頑張れたりするから、得するんだろうなと思うけど、そんな単純じゃないから、人間って上手くできてないなぁと、帰り道この曲だけを聴きながら思ったり
この曲は2年間温めていたそうで、詩は表面的なものをなぞるのではなく、底にあるものを拾い上げてこそ自分が救われる物になるという思いからで、だからこそある言葉の重み。
雪山に遭難することを恐れず、ズカズカと歩いていけてしまいそうな、他のヒット曲の包み込むようなものではなく、独り立ちしている感覚。
言葉にならない思いは雪のようなもので一つ一つは掴めないけど積もると形になる、声になる。溶けないもの。
2021.3.3 リリース
佐藤千亜妃「声」
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