UK出身のプロデューサー、Kindnessの2019年3作目。
前作から5年間の間にSolangeやBlood Orangeなど名だたるビッグネームのプロデュースワークをこなし、そこで培った経験が反映されたのか、これまでで最もダンサブルでアトモスフェリックなサウンドが印象的。
この曲は当時活動休止中だったJazmine Sullivanを引っ張り出したアルバム中最もアッパーなファンク・ダンサー。
Jazmineのボーカルは流石の貫禄で、楽曲の重心をグッと引き下げる安定感を提供。
Kindnessは極上の素材を上品に、しかしアブストラクトな実験的アレンジで緊張感を編み出している。
Kindness
- 2012年の『World, You Need A Change Of Mind』で彗星の如くシーンに登場したKindness。2014年の2ndアルバム『Otherness』でも発揮された独創的なクロスオーヴァー感覚で、多くのファンを獲得し、その才能に惚れ込むアーティストが続出。 ブレない審美眼と進化したマルチな才能で貴公子から殿下へと覚醒した一枚。まるで故プリンスがハウス・アルバムを作ったかのような、インディ・ロックやヒップホップの間でハウス~ディスコ・モードの傑作が多く産まれる2019年において、その決定打とも言うべき問答無用の最高傑作。