わたしの青春のひと、さようなら
三拍子の曲たち、マイクに乗せずに叫ぶコーラス、タトゥーみたいな柄のギター、長くてふわふわの髪、安物の煙草、やさしい声、やわらかい標準語
ずっと10歳の差がうまらないんだと思っていたのに、10年後わたしはあなたの歳を越してしまう
さようなら、どうか安らかに
聴いた瞬間、「わたしのことだ」と思った。
<人は好きだけど嫌いなの 私と書いて矛盾>
<口癖のように繰り返す 「でも でもでも…」>
さみしいけれどひとりがよくて、かまってほしいけど放っておいてほしくて、わかってほしいけどわかった気になられるのは嫌だ。人間くさいなぁと思う。
その人間くささがたまらなく愛おしくて、ここまでまっすぐな歌詞にしてくれたことが嬉しくて、自分のテーマソングみたいに勝手に思ってお守りのように聴いてしまう。
アルバム『透明な傘の内側より』にシークレットトラックとして収録されているアコースティックver.が特に好きで、頭で浮かべるときはいつもそちらバージョンが流れる。
左利きなドラマの情景が浮かんできますね
やる気を無くした時に是非