Chooning

Arthur Simonini

  • 映画『燃ゆる女の肖像』は音楽がたった2曲だけ効果的に使われている。 そのうちの1曲がこの曲。 ホラー映画の流れで来たけど、この映画はホラーじゃないよ。笑 実に無駄のない叙情的な美しい映画だった。 主な登場人物は4人の女性だけ。 音楽は2曲だけだが、そのかわりブルターニュの波の音や炎が燃える音が印象付けられる。 シンプルで地味、台詞も少なめながらも、各々の心の流れが観る側にも流れ込んでくるのが最早芸術の域。 真に相手のことを見る、想うとはどういうことなのか? LGBTに関して理解以前の問題だったこの時代背景を考えると、尚の事ラストに向かうプロセスに様々な感情が入り乱れる。
    JIN1023