Zara Larssonのハスキーな歌声は、甘さを感じさせながらも、どこか突き放したような、世界を斜めに見ているような声に思えます。
「Lush Life」は、軽快なハンドクラップに誘われ、気持ちも身体も軽くなって踊りたくなる曲です。ベースの存在感が大きいサウンドは、どこか1980年代のダンス・ミュージックを感じさせ、それもまた身体を刺激します。
Tinie Tempahのラップを組み込んだバージョンも配信されています。ラップは音に乗りながら、サーフィンで波を捕らえるように、クールな流線型を描きます。そして再びZaraが歌うと、彼女の歌声の魅力が一段と大きく伝わってきます。