Chooning
SNSで炎上の渦中にある千葉雄喜。 その炎上は今や千葉個人の楽曲、ラップスタイルの論争を超えて日本語ラップの是非にまで波及していて大変興味深い。 (事あるごとに紛糾するテーマだが、その歴史の中で日本語ラップは進化・発展してきた事実は重要だ) 本盤はKOHH時代の3rd(2015年)。 2nd、1stでゲームチェンジャーとして颯爽とシーンを制圧した彼による最高傑作の1枚だと思う。 ラップのクリシェを逸脱した独自のスタイルで歌う平易なリリックは、もはやブルース的ですらある。 凶悪なトラップビートとの対比はやはり圧倒的な個性だ。 SNS社会における個人の断絶を見事な筆致で描いた名曲。
ymd