中村一義の2000年3rd。
20世紀末の狂騒と、21世紀を目前にした祝祭感が混濁した異形のポップ大作。
混沌が生んだ、凄みのある異次元の大傑作。
名だたるミュージシャンを迎えたサウンドはまさに極彩色。
前2作から大きく飛躍・変貌した躁的なプログレシップっぷりは好みが分かれるかもしれないけれど、中村一義のキャリアにおける一つの“金字塔”に違いない。
インタルードを経て繰り出されるキラー・チューンがこちら。
ゴスペルのトラディショナルソング「Jubilee」(Keaton Sextette)を大胆にサンプリングしたヒップホップ的なトラックは鮮やかそのもの。
中村の歌も開放的で素晴らしい。