Chooning
「時間は弱い万能薬」というのは名言ですね。切羽詰まったときに、人間はすぐ解決方法を教えてほしくなります。 「今すぐ効く薬をくれ」と言って、病院に行くようなものです。 でも、そこで一歩踏みとどまる我慢強さをもって、時間という弱い万能薬を頼りにする。すると、お医者さんとも「じゃ、また次の診察で」という約束が生まれて、それが効いている間は、自分は誰かの心の中にいると思えるんです。 小川洋子 東畑開人 『孤独をのぞきこむ』(講談社,2026)
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