脳がリラックスする状況に置かれているときのほうが、人は問題解決や新たな気づきによる打破の力の発揮できるのだ。
それは数々の心理学実験で実証されている。
同じことは情報の記憶にもいえる。
脳が硬化した状態になっていないときのほうが、効率よく長期記憶を構築できる。
そして、そうした行動データは神経画像によって裏づけられている。
過度なストレスがかかると、創造的洞察を司るいくつかの重要な脳領域が事実上シャットダウンされてしまうのだ。
アラン・タウンゼンド『このありふれた星屑は 家族を喪ったとき、科学が教えてくれたこと』(みすず書房,2026)