Chooning
小説を書いている人だけが物語をつくっているわけではなくて、小説家じゃない人もみんな、それぞれにいろいろな記憶を物語化して心にしまい込んでいる。 物語化しないとどうにもこうにも収まらない過去を、誰もが抱えているということだと思います。(中略) 過去の感情を物語化することによって、今感じられる温かさに変質、 昇華させている。 そういう小さな物語を積み重ねながら、みんなどうにか生きているのでしょう。 小川洋子 東畑開人 『孤独をのぞきこむ』(講談社,2026)
yamabato