homura
うた、そのものを知りたいでふ。布村喜和
twitter.com/AloeTaro
木下百花さんの「家出」という曲のミュージックビデオをつくった。あれから、しばらくぼくはつくりだせないこころになっていたが、また、ちゃんとつくることができた。
木下さんがまたつくるきっかけをくれたわけだけど、
つくったこの曲もだし、衣装とかも、というか本人そのものが、冬を吹き飛ばすようなチカラがあって、侠気に通づるフシギな魅力あるアーティストだった。
あんたんたる灰色の冬につくりだせない苦しみを理解し、こうしてまたただひとつの出会い、そのひとつのタネから、またつくる楽しみも再認識する。生きてればいろいろあるなぁとほんと思う。
https://youtu.be/q8VDHcpbJYA
この春はこれに何度か救われる、と思う。
すでに15回。
ひどく扉の重たいバー。70歳代のアナキスト3人に囲まれて、心の中で聴いていた音楽。
きみは今のところ、きちんと歩けている。先人にそんなこと言われて安心してする瞬時、つくりかけの言葉を吐いてやる。彼らはうれしそうにそれに噛みつきながら、目がどんどんと覚醒してる。若さでもってして、若さに喰ってかかる。
彼らが忘れかけていることをすべて思い出させる。それがその日のおれの戦略。クソ疲れた。
未成年風なコンカフェ嬢たちが、歌舞伎町のカラオケカフェバーで勇んで歌っていた。耳に残った。
ほろ酔いで頭を振ってると、どこからかついでのショットグラスが回ってきた。ありがたくいただいた。昨年の晩秋。
東洋一の歓楽街。その資質の定義を垣間見た。
中野坂上のカラオケスナック、閉じた目で聞く。
開けた目でこの歌をうたう隣の男はあまり飲んでない。見知らぬ隣の男は存分に、充分に歌っていた。
ふざけた曲だと思ったが、よほどマシだと思い直してようやく眠れるか。酒も歌も期せずしてたどり着くことがある。から、よほどマシだろう。そう思えば、尊し。
嗚呼、バクチダンサーでも返歌すればよかったかな。
こういう時、眠れない。に成る。
秋の夜長の思い出。
見知らぬ海で泳いでみて、恐怖心に飲まれた時に聞く用。
#フィールドワーカーソング
ジャカジャカジャンジャ
#フィールドワーカーソング
心拍数さげる用